相対参照・絶対参照・複合参照とは?

Excel

数式を入力するとき「A1」や「E30」のような「相対参照」、または「$A$1」や「$E$30」のような「絶対参照」でセルを参照します。また、「相対参照」と「絶対参照」が組み合わせられているものを「複合参照」と呼びます。

「相対参照」でセルを参照する場合

相対参照を使った数式が入力されているセルをコピーすると、セル参照が自動的に調整されます。例えば、セルC1に「=A1+B1」という数式が入力されている場合、この数式をC2へコピーすると「=A2+B2」に変更されます。相対参照でセルを参照するには、「A1」や「E30」のように列番号に続けて行番号を入力します(R1C1参照形式の場合はこちら をご覧ください)。

「絶対参照」でセルを参照する場合

絶対参照を使った数式では、指定したセルが必ず参照されます。数式をコピーしてもセル参照は変わりません。例えば、セルC1に「=$A$1+$B$1」という数式が入力されている場合、この数式をC2へコピーしても「=$A$1+$B$1」のまま変わりません。絶対参照でセルを参照するには、「$A$1」や「$E$30」のように列番号と行番号の前に「$」を入力します(R1C1参照形式の場合はこちら をご覧ください)。

「複合参照」でセルを参照する場合

複合参照を使った数式のセルをコピーすると、相対参照の部分が自動的に調整され、絶対参照の部分は変わりません。参照するセルの列番号だけ絶対参照にする場合は「$A1」や「$E30」、行番号だけ絶対参照にする場合は「A$1」や「E$30」のように入力します。例えばセルC1の「=A$1+B1」という数式をC2へコピーした場合、「=A$1+B2」に変更されます。

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