平成1年を平成元年と表示するには

Excel

セルの表示形式をユーザー定義することで、「平成1年」を「平成元年」と表示することができます。ユーザー定義では、日付をシリアル値(1900年1月1日を「1」として数えた数値)であらわし、平成元年の日付(1989年1月8日から12月31日まで)が入力された場合は、「平成1年」ではなく「平成元年」と表示するように指定します。

表示形式のユーザー定義では、計算した結果や入力した値に「円」や「キロ」などの単位を付けることもできます。単位を付けるには 計算結果や入力した値に単位を付けたい をご覧ください。

平成元年を表示するには

Excel2013・2010・2007の場合

  1. ユーザー定義したいセルを選択し、右クリックします。表示されたメニューから「セルの書式設定」を選択します。または、計算結果や値を入力するセルを選択し「ホーム」タブの「セル」グループから「書式」をクリックします。表示されたメニューから「セルの書式設定」をクリックします。
  2. 「セルの書式設定」画面が開きます。「表示形式」タブが開いていることを確認し、「分類」から「ユーザー定義」を選択します。
  3. 「種類」のテキストボックスに「G/標準」と表示されます(あらかじめ表示形式を変更している場合は他の文字列が表示されます)。
    テキストボックスの「G/標準」を削除し、以下のように入力します。

    [<32516]ggge"年"m"月"d"日";[<=32873]"平成元年"m"月"d"日";ggge"年"m"月"d"日"
    「32516」は平成が始まった1989年1月8日のシリアル値、「32873」は1989年12月31日のシリアル値です。上のユーザー定義では、1989年1月8日から12月31日までは「平成元年」と表示するように指定しています。

    「ggge」は元号をあらわします。「gg」にすると、元号の一文字目(平成なら平)、「g」にすると元号のアルファベット一文字(平成ならH)を表示します。

    「m」は月をあらわします。「mm」にすると1~9月までを2桁(01月など)で表示します。「mmm」にすると月の英語の頭文字3文字(1月ならJan) 、「mmmm」にすると月の英語(1月ならJanuary) 、「mmmmm」にすると月の英語頭文字(1月ならJ)を表示します。

    「d」は日をあらわします。「dd」にすると、1~9日までを2桁(01日など)で表示します。
  4. 「OK」をクリックします。

Excel2003の場合

  1. ユーザー定義したいセルを選択し、右クリックします。表示されたメニューから「セルの書式設定」を選択します。または、計算結果や値を入力するセルを選択し「書式」メニューから「セル」を選択します。
  2. 「セルの書式設定」画面が開きます。「表示形式」タブが開いていることを確認し、「分類」から「ユーザー定義」を選択します。
  3. 「種類」のテキストボックスに「G/標準」と表示されます(あらかじめ表示形式を変更している場合は他の文字列が表示されます)。
    テキストボックスの「G/標準」を削除し、以下のように入力します。

    [<32516]ggge"年"m"月"d"日";[<=32873]"平成元年"m"月"d"日";ggge"年"m"月"d"日"
    「32516」は平成が始まった1989年1月8日のシリアル値、「32873」は1989年12月31日のシリアル値です。上のユーザー定義では、1989年1月8日から12月31日までは「平成元年」と表示するように指定しています。

    「ggge」は元号をあらわします。「gg」にすると、元号の一文字目(平成なら平)、「g」にすると元号のアルファベット一文字(平成ならH)を表示します。

    「m」は月をあらわします。「mm」にすると1~9月までを2桁(01月など)で表示します。「mmm」にすると月の英語の頭文字3文字(1月ならJan) 、「mmmm」にすると月の英語(1月ならJanuary) 、「mmmmm」にすると月の英語頭文字(1月ならJ)を表示します。

    「d」は日をあらわします。「dd」にすると、1~9日までを2桁(01日など)で表示します。
  4. 「OK」をクリックします。
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