ワードの文書内に分数、インテグラル、根号などの数式を入力したい
EQフィールドとスイッチを使う
Word2003
「EQフィールド」を利用すると、文書内に数式を表示させることができます。
その他の方法でも数式を入力することができます。
- ワードで分数、インテグラル、根号などの数式を入力したい(インク数式)
- ワードで分数、インテグラル、根号などの数式を入力したい(数式ツール)
- ワードで分数、インテグラル、根号などの数式を入力したい(数式エディタ)
分数を使った数式を表示するには
左図のような数式を入力します。
- 数式を挿入する位置にカーソルを置きます。
- キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「F9」キーを押します。
- 「{ }」と入力されます。{ }の中に半角で「eq ¥f(2,3)」と入力し、「{eq ¥f(2,3)}」とします。
【¥f(,)】 分数を入力するスイッチ。分母と分子を半角カンマ( , )で区切ります。 - キーボードの「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押します。
- 分数が入力されます。
- 数式を変更する場合は、数式をクリックしキーボードの「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押します。
{ }で囲まれたフィールドコードが表示されるので数式を変更します。
変更後、「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押すと数式に戻ります。
インテグラルを使った数式を表示するには
左図のような数式を入力します。
- 数式を挿入する位置にカーソルを置きます。
- キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「F9」キーを押します。
- 「{ }」と入力されます。{ }の中に半角で「eq ¥i ¥su(1,5,3)」と入力し、「{eq ¥i ¥su(1,5,3)}」とします。
【¥i(,)】 積分、Σを使用した和の式などを入力するスイッチ。( )内には下限値、上限値、積や和の対象となる変数を半角カンマ( , )で区切ります。
※このスイッチは以下のオプションと組み合わせて使用します。
【¥su】「Σ(和)」を表示します。
【¥pr】「π(積)」を表示します。
【¥in】初期値(下限)と最終値(上限)をインテグラル記号等の右に表示します。
【¥fc¥c】インテグラルの記号を「c」で指定した固定サイズの文字と置き換えます。
【¥vc¥c】インテグラルの記号を「c」で指定した可変サイズの文字と置き換えます(文字のサイズは変数のサイズに揃えられます)。 - キーボードの「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押します。
- インテグラルを使った数式が入力されます。
- 数式を変更する場合は、数式をクリックしキーボードの「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押します。
{ }で囲まれたフィールドコードが表示されるので数式を変更します。
変更後、「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押すと数式に戻ります。
根号を使った数式を表示するには
左図のような数式を入力します。
- 数式を挿入する位置にカーソルを置きます。
- キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「F9」キーを押します。
- 「{ }」と入力されます。{ }の中に半角で「eq ¥r(2,3)」と入力し、「{eq ¥r(2,3)}」とします。
【¥r(,)】 根号を入力するスイッチ。半角カンマ( , )で区切ります。 - キーボードの「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押します。
- 根号を使った数式が入力されます。
- 数式を変更する場合は、数式をクリックしキーボードの「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押します。
{ }で囲まれたフィールドコードが表示されるので数式を変更します。
変更後、「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押すと数式に戻ります。