24時以降(25時、26時~)を表示したい
累計した時間を表示したい

Excel

通常、Excelでは一日(24時間以内)の時間しか表示できません。そのため、累計した時間が正しく表示されないことがあります。たとえば「15:00」と「10:00」を合計した場合、正しくは「25:00」ですが「1:00」と表示されてしまいます。「24:00」以降の時間(「25:00」や「32:00」など)を表示するには、時刻の表示形式をユーザー定義します。

「1:30」を「01:30」とするなど、時間や分を1桁または2桁で表示するには 時間、分、秒を2桁(または1桁)で表示したい をご覧ください。

時刻に「**時」や「**分」などの単位を付けるには 計算結果や入力した値に「円」などを付けたい をご覧ください。

「24:00」以降を正しく表示するには

<例>「15:00(セルA1)」と「10:00(セルB1)」を合計し、セルC1に表示される計算結果が「25:00」となるように表示形式をユーザー定義します。
ワークシート

Excel2013・2010・2007の場合

  1. セルC1上で右クリックします。表示されたメニューから「セルの書式設定」を選択します。または、セルC1を選択し「ホーム」タブの「セル」グループから「書式」をクリックします。表示されたメニューから「セルの書式設定」をクリックします。
  2. 「セルの書式設定」画面が開きます。「表示形式」タブが開いていることを確認し、「分類」から「ユーザー定義」を選択します。
  3. 「種類」のテキストボックスに「h:mm」と表示されます。「h」の前後に大括弧( [ ] )をつけ、「 「h」:mm 」となるように入力します。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. セルC1の計算結果が「25:00」に変更されます。

Excel2003の場合

  1. セルC1上で右クリックします。表示されたメニューから「セルの書式設定」を選択します。または、セルC1を選択し「書式」メニューから「セル」を選択します。
  2. 「セルの書式設定」画面が開きます。「表示形式」タブが開いていることを確認し、「分類」から「ユーザー定義」を選択します。
  3. 「種類」のテキストボックスに「h:mm」と表示されます。「h」の前後に大括弧( [ ] )をつけ、「 [h]:mm 」となるように入力します。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. セルC1の計算結果が「25:00」に変更されます。

「時間(h)」の他にも「分(mまたはmm)」、「秒(sまたはss)」に [ ] (大括弧) を付けることで、60分以上や60秒以上の値を表示することができます。

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