ファイルが削除できない
ファイルを削除するとエラーになる

WindowsXP

ファイルを削除しようとすると「ファイルが使用中です」と表示されてしまう場合は、ネットワーク上で他のパソコンがそのファイルを使っているか、閉じたはずのアプリケーションがまだ動作している可能性があります。「ファイルの削除エラー」と表示されてしまう場合は、ファイルが壊れている可能性があります。ファイルが削除できない場合は、次の手順をお試しください。

「ファイルが使用中です」が表示される場合

ネットワーク上で他のパソコンがそのファイルにアクセスしているとファイルを削除することができません。削除するには、他のパソコンで開いているファイルを閉じます。他のパソコンでファイルを開いていないのに「ファイルが使用中です」と表示された場合は、閉じたアプリケーションがまだ動いていたりシステムがそのファイルを使用している可能性があります。再起動してから削除すると解決することがあります。通常の再起動をしても削除ができない場合は、セーフモードで起動してから再度削除をお試しください。 セーフモードでの起動はこちら をご覧ください。

「ファイルの削除エラー」が表示される場合

「ファイルの削除エラー」が表示される場合は、そのファイルが壊れている可能性があります。そのファイルに別の内容を上書きしてから削除すると、解決することがあります(例えば「案内状.doc」というワード文書を削除したいとき、ワードを起動して白紙の文書を「案内状.doc」へ上書き保存します。その後、「案内状.doc」を削除します)。また、コマンドプロンプトを利用して削除することもできます。コマンドプロンプトからの削除は自己責任でお願いします。

コマンドプロンプトを利用してファイルを削除するには

  1. あらかじめ、削除したいファイル名とフルパス(ファイルが保存されている場所)を紙などにひかえておきます。ファイルのフルパスを調べるには、マイドキュメントやエクスプローラからファイル名を右クリックし、「プロパティ」を開きます。「プロパティ」画面が開くので「全般」タブの「場所」に書かれているパス(「c:\~」や「d:\」などから始まる部分)をひかえます。
  2. 「スタート」-「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  3. 「ファイル名を指定して実行」画面が表示されます。「名前」ボックスに「cmd」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。
  4. コマンドプロンプトが表示されます。カーソル位置に「del」と半角スペースを入力します。続けて 1. でひかえておいた削除したいファイルのフルパスとファイル名を正確に入力します(日本語入力に切り替える場合はAltキーを押しながら「半角/全角」キーを押します)。ファイルのパスとファイル名の間には「\」を入力します。また、ファイル名に日本語(ひらがな等)が含まれる場合は、フルパスとファイル名を「"(ダブルクォーテーション)」で囲みます。例えばパスが「C:\Documents and Settings\user\デスクトップ」でファイル名が「テスト.doc」の場合、「del "C:\Documents and Settings\user\デスクトップ\テスト.doc"」と入力します(「del」と「"c:\~」の間には半角スペースを入力)。
  5. フルパスとファイル名を入力後、Enterキーを押すとファイルが削除されます。「指定されたパスが見つかりません」などが表示される場合は、入力したパスやファイル名が間違っています。
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