値が複数の条件を満たしているかチェックする
IFS関数
Excelのセルの値をいくつかの条件で判定したいんだけど。
IFS関数なら複数の条件で判定することができるよ。
IF関数っていう関数もあるよね?
IFS関数とはなにが違うの?
IFS関数はこの関数だけで複数の条件を指定することができるよ。
IF関数は1つの条件しか指定できないから、
複数の条件を設定するにはAND関数やOR関数を一緒に使うんだよ。
条件の数によって使い分けるってこと?
条件が1つだけならIF関数、
複数の条件を指定するならIFS関数の方が数式がわかりやすいよ。
条件によってセルの色など書式を変えたいときは
条件付き書式を設定してね。
Excelのセルの値が複数の条件を満たしているか判定するときは、IFS関数を使用します。
条件を満たしているか判定をするには、IF関数も使用できます。
IF関数は1つの条件しか指定できないので、複数の条件を指定するにはAND関数、OR関数を組み合わせて使用します。
IFS関数は、1つの関数で複数の条件を指定することができます。
AND関数やOR関数を使わずに複数の条件を指定することができるので、短くわかりやすい数式になります。
ただし、IFS関数が使用できるのはExcel2019以降のバージョンです。
IFS関数の条件は次の比較演算子を使って指定します。
| 比較演算子 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| = | 等しい | A=B (AとBは等しい) |
| < | より小さい | A<B (AはBより小さい) |
| > | より大きい | A>B (AはBより大きい) |
| <= | より小さいか等しい/以下 | A<=B (AはBより小さいか等しい/AはB以下) |
| >= | より大きいか等しい/以上 | A>=B (AはBより大きいか等しい/AはB以上) |
| <> | 等しくない | A<>B (AとBは等しくない) |
条件に文字列が含まれる場合は、「"(ダブルクォーテーション)」で囲みます。
例えば「○」と表示する場合は「"○"」、空白は「""(ダブルクォーテーション2つ)」であらわします。
IFS関数で複数の条件を判定する
【例】「数値」に応じた記号を「判定」のセルへ表示します。

- セルC2を選択します。
- 「数式」タブの「関数ライブラリ」から「論理」を選択します。
表示されたメニューから「IFS」をクリックします。
- 数式パレットが表示されます。
1つ目の条件を「論理式1」、「値が真の場合1」へ入力します。
条件に文字列が含まれる場合は、「"(ダブルクォーテーション)」で囲みます。
「値が真の場合」は自動的に「"」が付けられます。
【論理式1】 B2>=80
【値が真の場合1】 ◎

残りの条件を入力します。
入力欄が足りない場合はスクロールバーで移動します。

【論理式2】 B2>=50
【値が真の場合2】 ○
【論理式3】 B2>=20
【値が真の場合3】 △
【論理式4】 B2>=1
【値が真の場合4】 ×
【論理式5】 TRUE (どの条件も満たさない場合)
【値が真の場合5】 -
最後の論理式には「どの条件も満たさない場合(TRUE)」の条件を指定します。
もし条件を満たさない値が入力された場合、この指定がないと「#N/A」エラーが表示されます。
すべて入力すると、以下の数式になります。
=IFS(B2>=80,"◎",B2>=50,"○",B2>=20,"△",B2>=1,"×",TRUE,"-")
- 入力後、「OK」ボタンをクリックします。
- 判定結果がセルC2に表示されます。
セルC2をクリックし、セルの右下に表示されるフィルハンドルにマウスポインタを重ねます。
ポインタが「+」の状態になったところでセルC6までドラッグします。















